実施機関の取組紹介

実施機関ID 1024
実施機関名 岩手県立遠野高等学校 理科研究部
テーマ 地域の植物に関する研究
−特にハヤチネウスユキソウおよびエーデルワイスの大量増殖について−

1024_岩手県立遠野高等学校理科研究部

活動概要
本校理科研究部は、平成20年度より本格的な活動を開始し、特に植物を中心とした研究活動を行っています。その成果は、平成20年度および21年度岩手県立総合教育センターで行われた岩手県高等学校文化連盟自然科学専門部研究発表会で2年連続最優秀賞を受賞し、平成21年度全国高等学校文化連盟大会への出場を決定しました。平成21年度は日本学生科学賞岩手県審査最優秀賞を受賞しました。さらに日本理科教育学会などの各種学会でも発表を行っています。

初年度の取り組み内容
初年度の研究の中心は、エーデルワイスを材料として実験的な研究、すなわち組織培養による大量増殖のための培地の検討、プロトプラスト作出および細胞分裂の検討です。
具体的には、エーデルワイスの無菌播種による植物体育成(種子の殺菌方法および発芽培地の検討)、葉片培養(不定芽形成培地、生育に与える種々の波長の影響の検討)およびプロトプラスト作成(酵素の濃度および組合せの検討)などを行っています。併せて、本理科研究部が植物と光に関する研究を行っていることから波長の異なるLEDを用いて、細胞分裂に与える影響について検討しています。

活動目的
今回実験材料の中心となるハヤチネウスユキソウ(Leontopodium hyayachinense Hara et Kitam.)は、早池峰山に自生するキク科植物の固有種です。近年その自生地が減少し、岩手県のレッドリスト絶滅危惧種に指定されています。また盗掘などにより自生している植物の多くが減少しています。そこで本校理科研究部は、これらの植物に注目し、特にハヤチネウスユキソウおよびエーデルワイスの植物特性について調査・研究を目的としています。


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